別所温泉

別所温泉は長野県の上田市にあり温泉郷。「別所温泉駅」から徒歩で行ける、アクセスのよい温泉街です。

わたしの趣味、温泉めぐりはここ、別所温泉から始まりました。もちろん、それ以前にもこどもの頃や学生時代にも親や友人と一緒に温泉には行っていましたが、とくにハマりはしませんでした。

やはり、温泉の良さがわかるのは30代、40代以降なのではないかな、と思います。

そもそも、温泉に行くようになったのは、母親が他界し独居になった父親を元気づけることがきっかけでした。母の生前、夫婦で別所温泉に行く約束をしていたそうで、亡くなる前に「お父さんを連れていってあげて」という母からの遺言でもありました。

最初は父のため…であった温泉旅が、すぐに「自分のため」になるほどハマリ…秘湯温泉に行ったときに、あらためて温泉の素晴らしさや旅先で「何もしない、ただ温泉に入るだけ」という贅沢が、この上ない愉しみに変わりました。

少しでも多くの人に、温泉の素晴らしさを再認識していただき、自然療法としての温泉を楽しみながら健康になっていただきたいな、と思っています。

別所温泉とは

信州で最も古い歴史をもつ温泉の一つ。古代からこの出湯の効能はひろく知れわたり観音様がまつられた。北向観音を中心として長楽・安楽・常楽のいわゆる三ヶ寺ができ、別所は仏教・学問の中心地ともなった。多くの「国宝」・「重要文化財」級の文化遺産が残され、”文化財の宝庫””信州の鎌倉”として全国に知られるようになった。

こんなところです。
別所温泉の行き方

別所温泉駅

別所温泉への交通アクセスは上田駅までバスか電車で行き、上田電鉄別所線に乗り換えて「別所温泉駅」で下車します。

松本駅からは「ぽっかぽっか号」という別所温泉直通のバスが出ています。

別所温泉郷へは、徒歩で10分程度で温泉郷奥の宿にもつける程度の距離です。温泉郷は坂道はそれほどありません。

別所温泉の歴史

別所温泉は景行天皇の時代、日本武尊の東征の折りに発見されたといわれています。または平安時代(794年-1185年)中期の女流作家、清少納言によって書かれた「枕草子」にある「湯は七久里の湯、有馬の湯、玉造の湯」という一節の中の「七久里の湯」が起源ではないかという説もあります。

出典:信州最古の温泉・別所温泉

別所温泉は平安時代にすでに発見されていた、ということです。とても歴史がある温泉郷なのです。

別所温泉の効能

別所温泉の泉質はH8~9の弱アルカリ性。弱アルカリ性のお湯は別名「美人の湯」と呼ばれていて、お肌がツルツル、しっとり、美白効果もあるのが特徴です。

酸性湯に比べて入りやすく、じっくり入るタイプ。芯からポカポカ温まります。

泉質

単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)

泉温

51.3度

一般適応性

神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、間接のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進

利用別適応性

浴用/慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病。 飲用/糖尿病、痛風、便秘
別所温泉では外湯と足湯も愉しめる

別所温泉には、3か所の外湯、2か所の足湯があります。温泉の愉しみに、宿以外の外湯巡りというのもあります。外湯を無料で設置している温泉郷もありますが、別所温泉は有料。

別所温泉の外湯

どちらも150円で入浴が可能です。外湯の清掃や管理などを考えると、とても良心的な価格だと思います。外湯はだいたい、温泉郷に暮らす宿や住民の人たちの協力により、持ち回りで管理や清掃を担当するようです。毎日お湯を入替え、清掃を行うのでタイミングによってはまだお湯がたまっていない、ということも。

外湯巡りのコツは、「長湯しないこと」。

湯疲れや湯あたりしやすい人は、興味のある外湯に絞って入るといいでしょう。

外湯それぞれ、趣が異なるので、わたしは全部回りたい!と思うほど好きなので、ひとつの外湯に長くても5分程度しか入りません。

真田幸村隠しの湯「石湯」

別所温泉趣がありますね。

営業時間:午前6時 ~ 午後10時
定休日:第2・4火曜日
入浴料:150円

慈覚大師ゆかりの湯「大師湯(だいしゆ)」

大師湯出典:信州最古の温泉・別所温泉

営業時間:午前6時 ~ 午後10時
定休日:第1・3木曜日
入浴料:150円

木曽義仲ゆかり葵の湯〜北条氏ゆかりの湯「大湯」

別所温泉・大湯
出典:信州最古の温泉・別所温泉

営業時間:午前6時 ~ 午後10時
定休日:第1・3水曜日
入浴料:150円

別所温泉の足湯

足湯はどこも基本的に無料。散歩をしながらみつけると、必ず入るようにしています。

とくに高齢の父は足湯が大好き。温泉に入るための着替えや、心臓への負担も少なく、高齢者にはとても気持ちがいいようです。

足湯といっても馬鹿にできません。泉質によっては、足湯だけでも湯疲れや湯あたりを起こすこともあります。

足湯巡りをするときには、手ぬぐいを持ち歩くようにしましょう。

足湯「ななくり」

別所温泉・ななくり

出典:信州最古の温泉・別所温泉

営業時間:3月〜10月/午前6時 ~ 午後9時、11月〜2月/午前9時〜午後6時
定休日:なし
入浴料:無料

足湯「大湯薬師の湯」

別所温泉・足湯

出典:信州最古の温泉・別所温泉

営業時間:4月〜11月/午前6時 ~ 午後9時、12月〜3月/冬期間休業
定休日:なし
入浴料:無料

足湯・外湯もわかる別所温泉マップはこちら

善光寺参りとセットで北向観音にお参りしましょう

善光寺は極楽浄土という来世へのご利益があると言われています。

一方、別所温泉にある北向観音は、現世へのご利益があると言われています。

善光寺は南を向いており、北向観音は北を向いて向き合っているので、片方だけでは、「片詣り」といわれ、両方お詣りすることが必要になるといわれています。
私が泊まった宿

別所温泉・桂荘

私が泊まった宿は、温泉郷の奥の方、北向観音のすぐ近くに位置する、桂荘。

女将が「オーベルジュ」と称していたので、お料理に力を入れている宿のようです。

食事は信州牛を中心にとても美味しくいただけましたが、ステーキは歯で噛みちぎることができませんでしたので、高齢者用にフォークとナイフを借りて、小さく切り分ける必要がありました。

とても気配りが効いていて、アットホームな雰囲気。北向観音のすぐ近くで足湯も比較的近いので、散策にはとても便利な宿です。

別所温泉宿一覧はこちら

まとめ

いかがでしたか?

別所温泉は、有馬温泉や草津温泉のような華やかさはありませんが、しっとりと落ち着いた、とても居心地の良い温泉です。

善光寺参りをしたら、ぜひ北向観音のお参りも兼ねて、別所温泉まで足を延ばしてみてください。

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