元湯夏油

元湯夏油で過ごした3日間で、わたしは秘湯の虜になりました。

それまで聞いたこともない温泉でしたが、父親のすすめで行ったのがきっかけ。

山間の宿で温泉街のようなお店は一切ありません。宿も簡素で、合宿所のような風情です。そのため、人によっては評価が真っ二つに分かれるかもしれません。

部屋にテレビもなければ冷蔵庫もない。ないない尽くしなのにそれを払拭するほどの素晴らしいお湯です。

元湯夏油の場所

元湯夏油は栗駒国定公園焼石連峰の一つ。平安時代に慈覚大師によって発見されたとか、700余年前に白猿に導かれたマタギが発見したとも伝えられています。

最寄り駅はJR北上駅。電車で行く人は、宿の無料送迎もあります。一日一便、時間が決まっているので、送迎を希望の人は予約の上、時間に合わせた新幹線に乗りましょう。

経塚山、牛形山、駒ケ岳も近いので、登山も楽しむことができます。

5月~11月中旬のみの営業。雪が溶けると営業が始まる。

元湯夏油は山奥にあります。東北なので早くから雪が降り積もるので、11月中旬から4月いっぱいまでは閉ざされてしまいます。5月頭からの予約解禁です。

予約は直接予約がいちばん確実に取れます。

温泉初心者にはちょいハードル高し。混浴だけど女性専用タイムあり!

元湯夏油

名湯といわれる温泉は混浴率が高い!女性にとって、見知らぬ男性に体を見られるのはちょっと嫌ですよね。

混浴の温泉によっては「湯着」といって、ムームーのようなものを着たまま温泉に入れるところもあります。

が、個人的にはお湯の中にタオルを入れて入るのはタブーだと思っていますし、何かをまとってお湯に入っても気持ちよくありません。

ここの温泉はお湯が透明なので、混浴としてはちょっとハードルが高い部類。

でも、女性専用タイムをきちんと設けていて、その間は男性は中に入ることができません。

(ときどき「見せたがり」の男性が、男女入れ替えタイムにこれ見よがしに隠さず歩く人もいますが…)

内湯も素晴らしけれど、大自然の中にある露天が最高すぎる!

元湯夏油

夏油温泉は大きな敷地の中にたつ山に囲まれた宿。

そこには川が流れ、夜は小さなランプの灯る静かな露天で川の音を聴き、星を見ながら温かいお湯につかります。その素晴らしさといったら!

人工的なつくりではなく、湯守さんの温泉愛が伝わってきます。

いったい何度ある!?足の指先さえ入れられない温湯(あつゆ)はかけ湯で楽しむ。

夏油温泉の混浴

温泉に着いたとき、湯守である宿主さんがお風呂の紹介をしてくれます。

その中で印象に残ったのは「ぜひ一番奥の新湯(温湯(あつゆ))を楽しんでください。このお湯は日本中どこを探してもない、うちだけのお湯。温湯目的に毎年リピートして来る人もいるんですよ」という言葉でした。

混浴の温湯は、脱衣所こそ男女に分かれているものの、中は完全なる混浴。体を隠す場所もありません。なのでちょっぴりハードル高いかな。

女性は女性タイムで楽しむといいでしょう。

ここでは、お湯にはつからず(熱すぎて絶対に入れない!)、座ってお湯を体にかける「かけ湯」スタイル。湯舟には到底入れない温度ですが、不思議とかけ湯だと気持ちいい!

最初は熱いですが、癖になるお湯です。川のすぐ傍にあるので、皆さん川を眺めながらザブザブとお湯をかけます。

お湯は源泉かけ流しで、湯量も豊富です。

湯治棟もある!いつかやりたい長湯治!

夏油温泉

わたしが行ったときは男性ばかりでしたが、湯治棟に泊まっているお客さんもいました。

もう慣れた感じで、軒先でピーナツを食べていたり、雰囲気は昭和なスタイル。湯治棟は食事はつかないので、自炊する必要があります。食糧の買い出しはできるような場所ではないので、電車で来る人はちょっと厳しそうです。

でもぜひ一度、この宿で湯治をやってみたい、と思わせる温泉です。

元湯夏油温泉には〇〇を持って行こう!

夏油温泉の必需品① ヘッドランプ

ヘッドランプ

元湯夏油には内湯が3つ、露天が4つ、女性専用の外湯が1つあります。

外湯は、自然のなかに舗装路が出来ていて、階段もあります。けっこう急な階段もあるので、足の悪い高齢者は介助が必要です。

夜は街灯はありますが、ほとんど真っ暗になるので、夜露天を楽しみたい人はヘッドランプがおすすめ!暗い足元を照らし、階段も安心して歩けます。

わたしは「GENTOS」というリーズナブルなヘッドランプを買って使っています。旅行、登山などに使っていますが、安くてもとても明るく、十分機能を果たしています。

東北の大震災の経験から、ふたつ買ってひとつは避難道具と一緒に入れて常備しています。

ヘッドウォーズ HW-999H ×2【お得な2点セット】

夏油温泉の必需品② お気に入りの本

夏油温泉はWifiが繋がりません。インターネットはまったくできません。スマホもドコモならかろうじて繋がる場所もあるようですが、ほぼ通じないと思っていたほうがいいです。

動画やデジタル書籍を事前にダウンロードしておくといいと思います。

ゆったりした気分で部屋でも楽しむために、本を持ってくることをお勧めします。

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夏油温泉の宿は3件

元湯夏油

夏油温泉といえばここ。私が泊まった宿で、この記事で紹介している温泉です。日本秘湯の会登録温泉。宿の風情とかそういうのはありません。合宿所みたいな宿なので、宿泊先にこだわるひとはイメージが違うかもしれません。でもお湯は最高です。

〒024-0322岩手県北上市和賀町岩崎新田1-22
℡ 090-5834-5151

夏油温泉観光ホテル

24時間入浴可能。湯治棟あり。混浴ではないので、混浴が嫌な人はこちら。露天もあって、評価も高い温泉宿です

  • 成分:ナトリウム・カルシウム塩化物泉
  • 効能:美肌、疲労回復、腰痛

℡ 0120-9797-26

夏油山荘

一泊7150円、特別室も8150円という格安で泊まれる宿。ここは民営の国民宿舎で、基本セルフ(部屋の掃除や布団のあげおろしなど、一切なし)のためリーズナブルな価格で泊まれる宿です。

元湯夏油の姉妹館で、元湯夏油の5つの露天に無料で入れるみたいです。今度はここに泊まってみたい!

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