Webサイトを作ろうと思うんですが、どんなツールを使えばいいのか、たくさんあり過ぎて迷っています…
そうですよね。たくさんあって迷ってしまいますよね。
この記事では、「これからWebサイトを作ろう」と思っている方に向けて、どんなツールを使えばいいかをプロのクリエイティブ・ディレクターの視点から説明していきます。
静的サイトと動的サイトの違い
静的サイトとは
静的サイトとは、htmlとCSSだけでも作れるもので、URLの拡張子は.htmlになります。
2010年くらいまでは静的サイトでの制作依頼がほとんどでしたが、今では新規でWebサイトを作りたいという方は、Wordpressでの制作をご希望される方がほとんど…というか、ほぼ100%です。
ですが、静的サイトには色々なメリットがあります。
静的サイトのメリット
- データが軽い
- セキュリティ対策が簡単
- サーバーコストが安い
- 表示が早い
静的サイトのデメリット
- ITに詳しくない人は修正が難しい
- 複雑な仕様を組み込む場合、高額なコストがかかる
- 動的な仕様を表現するには膨大な処理が必要になり向かない
- レスポンシブサイト構築に工程が多く、高額になりやすい
静的サイトにはメリット・デメリットはありますが、今現在静的サイトを持っていて、ある程度SEOで成功している場合、Wordpressに移行する場合は慎重になった方がいいかもしれません。
静的サイトからWordpressに移行することにより、URLの末尾が.htmlから.phpに変更になります。
リダイレクトをかけて、以前のドメインパワーは引き継げるものの、Wordpressではスマホ表示が遅かったりと別の不満は生まれるかもしれません。
動的サイトとは
動的サイトは、Wordpress, Movable Typeなど、CMSと呼ばれるツールで作られたWebサイトを指します。
無料で使えるアメブロや、ECサイトが簡単に作れるBASEやSTORES.jpもCMSです。
動的サイトのメリット
- 比較的簡単に記事更新ができる
- 複数人で運用できる
- 無料で使える
- 欲しい仕様をプラグインで実装できる
動的サイトのデメリット
- エラーが起こると、素人はほぼ修正不可。心的ストレス高し。
- サイト表示が静的サイトよりも遅い
- データ容量が多く、サーバーにデータを置くためサーバーコストがかかる
- バックアップデータは、サーバー側とFTP側と両方取っておく必要がある
このように、動的サイト、静的サイトともに一長一短はあります。
これからWebサイトを作るなら、Wordpressが最強な9つの理由

これから新しいWebサイトを作るなら、Wordpressが一番いいでしょう。
一番コストパフォーマンスがいいですし、世界的に利用者が多いため、無料のプラグインもテーマも豊富に揃っています。
また、フォーラムもさかんですので、エラーやわからないことも自力で解決できる可能性が高いのも魅力です。
カスタマイズ性も高く、無料テーマを利用してもオリジナル性を出すことは可能ですし、ボタンの配置や色なども自由に変更ができるのは、集客の上でもメリットがあります。
WordPressがおすすめの9つの理由
- 無料で利用できる
- 制限なくページを増やしていける
- カスタマイズしやすい
- 無料の便利なプラグインで様々な仕様を実装可能
- 無料テーマが豊富
- フォーラムがさかんで、トラブルも自力で解決しやすい
- 複数人での管理が可能
- 管理者権限が豊富(外注ライターに直接記事納品してもらうことも可能)
- レスポンシブ化済みのテーマが豊富
WordPress利用の注意点
簡単に誰でも無料で使えるのがWordpressの利点ではありますが、今までWeb作成などほとんどやって来なかった、という人には少々ハードルは高いかもしれません。
というのは、美しくかっこいいテーマは豊富にあるのですが、いざ自分のサイトに実装してみると「全然サンプルと違う…」と難しく感じることが多いようです。
また、詳しくない人がカスタマイズして、Wordpressの基幹であるfunctions.phpやcssファイルをいじり、どこか間違ってサイトが真っ白に!というのは良く起こることです。
ですので、もしあなたがのんびり自力でサイトをコツコツ作っていける時間と余裕がある人なら、参考書やインターネットをみながら少しずつ学び、慣れて行けばいいと思いますが、これからビジネスを始めようという人は、デザイン部分はプロに任せてしまう方が、ストレスはないと思います。
FREPPIESでは、個人起業家のためのプロによるWordpressサイトと、集客ブログ戦略講座がセットになったフル講座や、プロクリエイターが作った子テーマをダウンロードして自分で作れるセルフ講座など、あなたのニーズによって3種類のコースを揃えています。