蔦温泉

青森県の奥座敷・南八甲田の中腹にある蔦温泉。同じく南八甲田にある「酸ヶ湯温泉」に近いからついでに、という程度の軽い気分で予約して行った温泉宿。いい意味で裏切られた大好きな温泉です。

とても山深い場所にあって、酸ヶ湯温泉に近いと思ったら、なんとバスで1時間ほど揺られました。ひとり3000円くらいかかりました。

酸ヶ湯温泉があまりにも有名なので、まったく期待していなかったのですが、わたしは蔦温泉のほうが好みです。

露天なし!内湯も2か所のみ!だけどここにしかないお湯がある

ここ蔦温泉には男女入替え制の久安の湯、男女別の泉響の湯の2つのみ。ともに内湯です。

もともと両方とも昔は混浴だけだったようですが、改修に伴い男女入替えと男女別のシステムに変更になりました。

久安の湯

久安の湯

大きな木の湯舟の、古い佇まいの温泉です。

手すりはないので、高齢者で足の悪い方は介助が必要かもしれません。

とても風情のある雰囲気で、お湯もちょうどいい湯加減。硫黄臭はそれほど強くはありませんが、しっかりします。

泉響の湯

泉響の湯

わたしが虜になってしまったのは、この泉響の湯。

正直、ネットで写真等もチェックしていましたが、実物の方が数十倍いいです。

浴槽から梁(はり)までの高さが最頂部で12メートル。
その空間に、泉のせせらぎのような響きを奏でる出湯。
ちょっと不思議な開放感を味わえます。

出展:千年の秘湯 蔦温泉公式サイト

湯舟の下から湧き出る源泉かけ流し。ざぶざぶのお湯で寝湯を楽しむ

泉響の湯は、なんと湯舟の底からぶくぶくとお湯が沸いています。

湯量がとても豊富で、ずっと溢れています。

普通に肩まで浸かってももちろん気持ちがいいのですが、最高なのは湯舟の外で、溢れるお湯の上で寝る「寝湯」。

高い天井の梁を見つめながらぼーっとして湯に横たわるのは最高に気持ちいい!

とても静かなんですが、天井に心地良い音が響く、幻想的な空間です。

わたしが行ったとき、宿泊客はけっこういたのですが、ほとんど貸し切り状態でした。

二泊三日の場合、朝から入れるので独り占めでこの空間を味わい尽くせます。

脱衣所も、お風呂も、とても清潔で高級感もあります。

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料理がとにかく最高。料亭並みのおもてなし

蔦温泉のふたつめの楽しみは料理。

懐石料理のような、贅を尽くしたお料理をいただけます。素晴らしいお料理と温泉なのに、1万円台で泊まれるので嬉しい。山奥なのでなかなか行けないのが玉に瑕です。

古い木造のつくりは温泉宿にふさわしい。鄙びた宿の方が気分があがる。

蔦温泉

文豪、井上靖も泊まった由緒ある宿。

ゆらゆらと波打つ窓ガラスは、当時のまま大切に維持されてきた様子が伺えます。

お部屋はとても広く、自分も文豪になったような気分で寛げます。

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蔦温泉は車が便利。

蔦温泉にとまるなら、わざわざ遠くまで足を延ばしたのですから、酸ヶ湯温泉にもぜひ行きたい。というか絶対行くべき!

車なら移動しやすいですが、バス移動だと時間の制約もあるし、交通費もかさむのでこの辺りの温泉は車が便利だと思います。

このあたりでは、キャンピングカーの客もけっこういるのか、駐車場にたくさん停まっていました。

宿泊先でお話した別の泊り客のご夫婦は、大きめのバンを買って、卓上コンロと食材を詰め込み移動しているそうです。毎年、東北地方を車で5箇所くらいまわるのだとか。

宿泊代を浮かし、お湯を楽しむのが最高!と、温泉好きの素敵なご夫婦でした。

いいなあ。憧れます。

まとめ

山深い木々の中に佇む蔦温泉。湯舟底から沸く源泉かけ流しで湯量も豊富。こんこんと沸いて溢れるお湯に寝そべり味わう寝湯がおすすめ。交通は車で移動がおすすめです。

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