副業から起業を目指す人が今からすべき5つのこと

副業から起業を目指す人が今から始めるべき5つのこと

今回のテーマは、将来的に起業を考えている会社員の方々に向けた内容です。

会社員として働いている今から、どのように準備を進めていけば良いのかについてお話しします。

まず、なぜ私が副業から起業について話せるのかをご説明します。

私は現在、起業して4年目になりますが、元々は副業からスタートしました。
約20年前から個人事業を立ち上げ、会社員として働きながら、ウェブ制作やパンフレット制作などを手掛けてきました。このリアルな体験を基に、皆さんにとって有益な情報をお伝えしたいと思います。

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起業準備に必要な5つのマインドセット

これから起業を目指す会社員の方々に、今から準備しておくべき5つのマインドセットを紹介します。

1. 経営者視点を持つ

まず最初に、経営者の視点で物事を見る練習を始めてください。

経営者として様々な事を判断し、考える訓練をするのです。

多くの起業家が直面する問題の一つが、雇われマインドから抜け出せないことです。

会社員はそれぞれの専門分野で役割分担が明確ですが、経営者は全体を見渡し、自ら行動を起こさなければなりません。

主体的に行動する

雇われマインドの人は、会社や上司の指示に従うのが基本です。

しかし、経営者マインドを持つためには、自ら課題を見つけ、解決策を考え、提案することが重要です。

例えば、上司の不満があるなら、陰で愚痴を言うのではなく、改善案を企画書としてまとめ、提案する行動が求められます。

経営者の行動を観察する

経営者視点を持つために、まずは自分の会社の経営者がどのように考え、行動しているかを観察してみましょう。

経営者がどのような判断を下し、どのように問題を解決しているかを学ぶことで、自分の行動に取り入れることができます。

自己投資を惜しまない

起業には資金も時間も必要です。今のうちから自己投資を惜しまずに行いましょう。
新しいスキルを学ぶためのセミナーや講座に参加したり、ビジネス書を読むなどして、自分の能力を高める努力を続けることが重要です。

長期的なビジョンを持つ

最後に、長期的なビジョンを持つことが大切です。
短期的な利益や成功に囚われず、10年後、20年後の自分のビジネスがどうなっているかを想像し、そのために今何をすべきかを考えましょう。

2.自己責任マインドを身につける

これは非常に難しいことですが、会社員として働いていると特に意識しにくいものです。

なぜなら、会社員の多くは上司からの指示に従い、与えられた役割を遂行するからです。

会社員と自己責任の違い

会社員として働くと、ミスをしても責任を取るのは上司や会社です。

そのため、自己責任マインドが育ちにくい環境にあります。実際、起業しても自己責任マインドが身についていない人が多いのです。

自己責任マインドがない人の典型的な例として、自分の現在の状況を他人や過去の出来事のせいにする人が挙げられます。

例えば、「私がこうなったのは親のせいだ」とか、「小学校の時のいじめのせいだ」といった具合です。

これに対して、自己責任マインドを持つ人は、自分の選択と行動に責任を持ちます。

たとえ過去にどんな辛い経験があったとしても、今後の人生を自分の力で変えようとする姿勢が求められます。

起業における自己責任マインドの重要性

起業においては、自己責任マインドが非常に重要です。

起業塾で学んでも成果を出す人と出さない人がいますが、その違いの多くはこのマインドにあります。

成果を出す人は、自分の行動や努力に責任を持ち、うまくいかない場合には自分なりの方法を試みます。

一方、成果を出さない人は、他人の教え方が悪いといった外部に原因を求めがちです。

自己責任マインドの習得方法

自己責任マインドを持つためには、自分で決定し、その結果に責任を持つ習慣を身につけることが重要です。これには以下のようなステップが役立ちます。

  1. 自己評価を行う:現在の自分の状況や行動を客観的に評価し、改善点を見つける。
  2. 自分の選択を意識する:日々の小さな決断でも、自分が選んだ結果であることを意識する。
  3. 計画を立てて行動する:自分の目標に向けて計画を立て、その計画に従って行動する。
  4. 結果を分析する:行動の結果を分析し、成功と失敗の原因を理解する。
  5. 改善を繰り返す:失敗から学び、次に同じミスを繰り返さないように改善する。

3.仕事を通してスキルを磨く

起業後に何をするか考えるのではなく、今からその準備を始めることが大切です。

これがスタートダッシュに繋がり、辛い日々を避けることができます。

今の仕事を最大限に活用する

現在の仕事が退屈でつまらないと感じることもあるかもしれませんが、経営者マインドで考えると見方が変わります。

例えば、会社の経費で本を買ったり、セミナーに参加したりすることができるのです。

これを活用して、会社のためになりつつ、将来の自分のためにもなるスキルを身に付けることができます。

私の場合、会社員時代に起業を具体的に考えていたわけではありませんが、副業をしていました。

そして、会社のコマとして働くのが嫌だったため、自分のスキルを高めるために、与えられた仕事以外にも積極的に提案し、実践しました。

具体的には、ウェブ制作と広報がメインの仕事でしたが、パンフレット制作を外部に委託していたのを、自分でやる提案をしました。これにより、外注費を節約し、自分のスキルを向上させることができました。

私が行ったスキルを磨くための具体的なアプローチ

  1. 提案と内製化:外部に依頼している仕事を自分でやる提案をする。例えば、パンフレット制作を自分で行うためのソフトを導入してもらい、自分のスキルを磨く。
  2. 新しいスキルの習得:ウェブ制作や広報以外にも、ブランディング、SEO、コーディング、ライティングなどのスキルを積極的に学び、実践する。
  3. 会社のリソースを活用:会社の経費で参加できるセミナーや購入できる本を活用し、自分のスキルを向上させる。

現在の仕事が将来の起業に直接関係しない場合でも、重なる部分を見つけてスキルを磨くことができます。

例えば、将来的にコーチングをしたいと考えているなら、同僚の悩みを聞いてコーチングの練習をさせてもらうことができます。

キャリアアップのアドバイスをするなど、実践的な経験を積むことが重要です。

4.企画書と実績を作り、やりたい仕事を現実化する

次に紹介するのは、仕事の企画書を書いて自分のやりたい仕事を現実化することです。そして、同時に成果を作っておくことも重要です。

企画書の重要性

企画書を書くことは、自分のアイデアを具体的に形にするための第一歩です。

企画書を通じて、どのような仕事をやりたいのかを明確にし、それを周囲に伝えることができます。

成果を作る

起業する時、自分のウェブサイトを持つことになるでしょう。

その中にプロフィールを作る必要があります。プロフィールには、あなたの経歴や実績を記載します。
これが社会的証明として重要な役割を果たします。会社員時代に作った実績は、起業後の大きなアドバンテージとなります。

例えば、営業職の場合、東京支部でトップの成績を収めた、社内の売上を何%アップさせたなど、具体的な数字で表現できる成果があると非常に有利です。
また、人間関係を良好に保つために行った具体的な取り組みなども、実績として語ることができます。

今のうちに成果を作っておくことは、起業後に非常に役立ちます。

例えば、初めて商品を売る際に、お客様はあなたの実績や経歴を確認します。その時に、しっかりとした実績や経歴が書かれていれば、それが社会的証明となり、安心してもらう材料になります。信頼を得るための材料が多ければ多いほど、お客様の安心感も高まります。

5.本を100冊読む

最後に紹介する5つ目のポイントは、「本を100冊読んでおく」ということです。なぜ本を100冊読むのか、その理由を具体的に説明します。

なぜ100冊読むべきか?

本を読むジャンルは、あなたが起業を目指す分野に関連したものです。

例えば、コーチングを目指しているなら、コーチング関連の本を片っ端から読んでください。本は新品でなくても、中古の古本で十分です。古本なら100円や200円で手に入ることもあり、経済的です。

図書館で借りるのはおすすめしません。借りた本には返却期限があり、急いで読むことになるため、流し読みになってしまうことが多いです。古本を買って、自分のペースでじっくり読み、どんどん書き込みをして、自分の知識として定着させることが重要です。

100冊の威力

人は専門分野の本を30冊読むと、専門家になれると言われています。しかし、起業を目指すなら30冊ではなく、100冊を目指して読みましょう。

すでに起業している競合やライバルたちは、その程度の読書量は当たり前にこなしているからです。

専門家としての知識を深め、競争に勝つためには、その倍以上の努力が必要です。

本を読むと、最初は新しい知識が多くて覚えるのが難しいかもしれません。しかし、何冊も読むことで知識がリンクし合い、より深く理解できるようになります。そして、その知識を自分の言葉で話せるようになると、誰かに教えるときにも非常に役立ちます。

例えば、何かを説明するときに「○○という本にこう書かれていました」と引用できると、説明の信頼性も高まります。手元に本があると、いつでも確認できて便利です。

会社員として安定した収入がある今のうちに、時間を作って本を読みましょう。起業準備として、100冊の本を読むことを目指してください。これにより、起業後の安定したスタートを切るための大きなアドバンテージを得ることができます。

まとめ

起業を目指す会社員が持っておくべきマインドセットとして、次の5つを紹介しました:

  1. 経営者の視点で物を見る
  2. 自己責任マインドを徹底的に身に付ける
  3. 仕事を通してスキルを磨く
  4. 成果を作っておく
  5. 本を100冊読んでおく

これらを今から少しずつ実践していくことで、起業した際に大きなアドバンテージを持つことができます。ぜひ参考にして、実行してみてください。

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