ビジネスの成功には良好なパートナーシップが不可欠

シングルなら特に問題はありませんが、ビジネスをする上でパートナーの理解と協力は必ず必要になると思っています。

ビジネスが上手くいっている人の共通点として、パートナーとの関係が良好であること。

パートナーといがみあっていると、気分が沈んだりイライラしたり、マイナス感情で覆われてしまうと良い仕事はやはりできないんですよね。

SNSの発信も、なんだかどんより重いものになってしまうし、なによりも意識を100%ビジネスに注げないために、色々中途半端になってしまいがちです。

うちの場合、20年一緒にいる相方(ダーノスケ)がおりますが、喧嘩もしょっちゅうです。ですが、二人の認識は「仲がいい」。参考になるかどうかはわかりませんが、パートナーシップでうまくいく秘訣ってなんだろう?と考えてみました。私のケースなのでご参考までに。

嫉妬・束縛はなし

お互いに、嫉妬心や束縛は皆無です。ゼロです。まったくありません。

たとえば、「今日は遅くなるからご飯いらない」と伝えても、誰と?どこで?他にも人がいるの?二人じゃないよね?みたいな、嫉妬がベースになった会話は一切ありません。

私は以前、嫉妬深い男性と交際したことがあるのと、私の両親が嫉妬で私を支配・コントロールした人たちだったので、嫉妬に非常に敏感なんです。

嫉妬を感じた時点で、かなりフェードアウトしてしまう。それくらい苦手です。

嫉妬というのは、自分のコンプレックスや自己信頼感の低さからくるもの、と思っています。それは自分で解決するべきものであって、パートナーを束縛して安心感を得ようとするのはただのエゴ。

多少の嫉妬が許されるのは、二人がラブラブの交際初期のハニー期だけですね。よしよし、可愛いね、と言ってもらえたかもしれませんが、長年連れ添うとただウザいだけ、自分の自由が奪われることに対する苛立ちに変わります。

とくに、男性は本能として狩りのDNAが組み込まれていると言われていますよね。

自分に100%ベクトルが向かれているよりも、なんか気になっちゃうな、、、と思わせてるくらいがいいです。

たとえば、自分の趣味や仕事に没頭していて、いつも新鮮な感覚や発見を共有してくれる相手の方が、うまくいくと思います。一緒にいて飽きないし楽しいから。

相手が「今日は遅くなるからご飯いらない」と言われたら?

「あ、そうなんだ。楽しんできてねー!」という人との方が、一緒にいたいと思いませんか?

でも、浮気が心配で!という人は

そもそも、相手を選んでいるのは紛れもなく、自分だ、ということを再認識しましょう。

そして浮気を心配しているのも、紛れもなく自分。

相手が本当に浮気性の男なら、許すか別れるかの2択じゃないですか?

相手が浮気をしてもいないのに、浮気をするんじゃないかと先回りしてスマホを見たり、相手の行動をチェックしたり、しょっちゅうメッセージを送って確認したり、というのはむしろ、相手があなたへの気持ちをどんどん失う行為だからやめたほうがいいです。

それから、浮気を心配している深層心理に何があるのか?を探るといいと思います。

  • 自分に自信がないから相手がいずれ愛想をつかしてしまうのでは?という恐怖
  • 相手を心から信じていない
  • 自分のコンプレックス
  • 見捨てられ不安

もしこういう感覚がある場合、誰と交際しても、長続きしないとか、いつも同じ結末になってしまう、といったことはありませんか?

相手から別れを告げられると「ほらやっぱり!」と自分の筋書きを正当化してしまう。

いつも浮気されるんじゃないかと監視されていると、相手は疲弊しますし、隠したくなるし、逃げたくなる。そういうもんです。

「ありがとう」を言いやすい雰囲気づくり

夫への不満が募り「なんで気がつかないの!?」とプンスコしながら、顔全面に不満感を出し、ドアをバタンと締めたり、どんどんと足を踏み鳴らしたり、無視したり、白い目で相手を見たり…

私はこんなにやっているのに、なんで夫は…

という不満から、「私のこういう態度をさせるのはあなたのせいですから!」とばかりに振る舞う。

これ、相手にはまったく通じていません。

「なんかよくわかんないけど、機嫌が悪そうだ。退散しよう」と外に出て行ってしまったり。ないですか?

怒りは、黙っていてもオーラが出まくりなので、相手は萎縮するだけでなんです。

女性は「どうしたの?言ってみて」とか気をつかって話かけてくれることを期待するのかもしれませんが、正直感情をコントロールできていない怒りオーラを纏っている人に話しかける勇気は、男女共にないはず・・・ではないですか?

だって、話しかけたら食い殺されるかも!みたいなライオンオーラが出てるのに、わざわざ飛び込んでいくウサギなんていないでしょ。

だから、不機嫌オーラを出して「わかってよ!」というのは、かまってちゃん、察してちゃんで、むしろ嫌がられちゃうんですよね。

深刻になりすぎず、ユーモアを大切にする

普段、くだらないことでも冗談を言い合って笑っている関係なら、多少深刻な喧嘩をしても元鞘に戻ります。

戻れる雰囲気というのか、逃げ道というのか、隙をつくる、というのはとても大切です。

たとえば、喧嘩をしてずっと二人とも無視しあい、むすっとしたまま数日経つと、謝るタイミングとか失いませんか?

本当は仲直りしたいのに、相手の気持ちがわからずに「もうダメなのかな」と思ったり、「もういいや、別れよう」という気持ちになってしまったり。

うちの場合、喧嘩をすると私は自分の事務所に逃避することが多いんですが、せいぜい翌朝までで、「朝ごはん食べに来いよ」という相方の電話ですべてリセットされる感じです。食い気に負ける私も私ですが。

ダーノスケが「もう出ていく!」と捨て台詞を吐くことも何回か過去にありました。

「出ていく!」と言いながら、隣の部屋に移ってふて寝を決め込むので、「出ていかないの?」と聞くと
「そっちの部屋からこっちの部屋に出て行った!」とか言うのですよ。

もうこの時点で、笑ってしまって喧嘩はジエンド、ということになります。

喧嘩をしても、深刻になりすぎない、逃げ道や隙をお互いにつくる、というのは大切だなぁ、と感じています。

部屋を片付ける

片付けが苦手な私が言える立場でもないんですけどね・・・

自分のことは棚上げしても、やはりこれは大事だよね、って思います。部屋を綺麗にしておくこと。

私の知り合いで片付けが病的にできず離婚に至ってしまった人もいるくらいです。

疲れて帰宅したとき、部屋がぐっちゃぐちゃ、、、だとイライラするのは当然だし、家で安らぐこともできませんし、喧嘩が絶えない夫婦の家は、たいてい汚いそうです。

部屋が整っていて、風を通して新鮮な空気を入れ、家にいるのが心地いい、気持ちいい、という状態を作っておくって大事。

もしADHDとかでどうしても無理、、、というならお金をかけて週1でもいいから片付け屋さんにお願いしてもいいくらい、大事なことだと思います。

本当に、それが原因で夫が浮気したり、ストレスでお金を使い込んでしまったり、離婚してしまう夫婦を見てきたので…

私はポモドーロテクニックといって、25分間集中してブログを書いたり仕事をしたら、5分間ゲーム感覚で「トイレ掃除を済ます!」とか「ガスレンジを綺麗にする!」とかで乗り切ってます。

友人は、「火曜日は火の回り、水曜日は水回り、木曜日は庭」という風に、曜日ごとに掃除をするエリアを決めてやっているんだそうです。すごい。

感謝や愛の言葉より、表情が勝る

外国人の男性と結婚されている方は、毎日愛を言葉で交わし合うのかもしれませんが、日本人というのは恥ずかしくて口に出さない人が多いですよね。

愛は言葉にしないと伝わらないとよくいいますが、表情で相手が自分のことを大好きでいるかどうかは、わかりますよね。

ニコニコして、日々会話していれば、別に愛を言葉に交わさなくても伝わるのが日本人。普段、全然口に出さない人が、たまーに「いつもありがとう」と感謝の言葉を口にする方がずっと重みを感じます。

女性が自分でビジネスをするなら、ひょっとしたら自分の収入の方が夫よりも多くなり、なんだか自分の方がスゴイ、偉い、と思ってしまって夫を馬鹿にしてしまったり、不甲斐ないと思ってしまって離婚に発展するケースもよく耳にします。

でも、それって芸能人で、売れていない頃に支えてくれた彼女(妻)を捨て、売れてきたら美人で有名な女優に乗り換える俳優と同じじゃないかね、って思います。

そこまでいくのに支えてくれていたパートナーであることを忘れないようにしたいですね。

特別な日に、特別な言葉を

日々、顔を合わせていてなかなか感謝や愛の言葉を言えないシャイなカップルでも、特別な日には言葉にしてみるといいですよ。

誕生日とか、クリスマスとか、お正月とか。

「いつもありがとう」でもいいし、「あなたがいい男だと思ったのは…」みたいな、エピソードを交えて伝えてみてください。
言われて嬉しくない男性なんていませんし、「ちゃんと気がついてくれてたんだ」「ちゃんと見ててくれてるんだ」というのが伝わります。

あるYoutuberが、「夫が帰宅したら『お帰りニャン!』と言うといい」と言ってました。キャラ的に「んなこと、できるか!」って思うかもしれませんが、ギャグでもいいから言ってみるといいですね。

冷めた表情で「お前、どうしたの?」って驚かれるかもしれませんが、男性はみんな「お帰りニャン!」と言われたら言葉とは裏腹に嬉しそうな顔するそうですよー!

もうそんなこと言える関係じゃない!と失笑しているあなた。

騙されたと思って、やってみて。

自分にベクトルを向けよう!

嫉妬は、常にベクトルが相手に向いているから起こります。

パートナーだけでなく、子供にも嫉妬してしまう親はいます。

たとえば、赤ちゃんのときは可愛くて、自分がいつも守ってあげなくてはいけなくて、服を買ったり、おもちゃを買ったりするのも楽しい。

でも少しずつ子供の自我が芽生え始め、親には言えない友達との秘密をもったり、ボーイフレンドやガールフレンドができたりして親からの自立を感じると、「自分から離れていってしまうのではないか」という不安から子供に根ほり葉ほり質問攻め…

ああしちゃいけない、こうしちゃいけない、あなたのためを思って…と、鬱陶しい母親になると子供はどんどん離れて行ってしまいます。

寂しさから他者を支配・コントロールしようとすると、やはり人間関係というのはうまくいかないんです。

ですから、淋しさや孤独は、自分で解消する術を身につけましょう。

そうすると、自分ひとりでも楽しく時間を過ごせるようになりますし、誰かと一緒にいても相手を疲弊させることなく、双方にとって心地よい関係を築くことができます。

趣味を持つ、習い事をする、自分でオンラインショップを始めてみる、起業するなど、日々目標に向かっているとタスクが山積みで、人のことを嫉妬する暇はなくなります。

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