好きなことが見つからない貴方への心理学・コーチング的アプローチ

前回の記事で、「好きなことをビジネスにするといいよ」という話をしました。

しかし、そもそも好きなことが分からないという方が案外多いんですよね。私も26歳のときに、「自分は何が好きなんだろう?」と分からなくなった経験があります。

この記事では、好きなことがわからない、と悩んでいる貴女へ、心理学を取り入れたライフコーチングを行っているYACCOがアドバイスいたします。

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好きなことが分からなくなる理由

これは簡単に言うと、環境のせいだったりします。

専業主婦の方などは、自分のことよりも子供や夫のことを優先して、自分の好きなことを後回しにしていることが多いですよね。

これは決して悪いことではありません。家庭がうまく回り、母としてのやりがいを感じるのは素晴らしいことです。

しかし、何かを始めたいと思った時に、「私は何が好きなんだろう?」と気づくと、結構なショックを受けることがあります。

でも、早く気づいた方がいいんですよ。

早く気づいた方がいい理由は、子供が成長して巣立つとき、自分の役割がなくなったと感じることがあるからです。自分の存在意義に疑問を感じ、人生にぽっかりと穴が開いたような感覚になることもあります。特に女性の場合、更年期のタイミングと重なり、落ち込みやすくなります。

自分の好きなことや、精魂込めて打ち込めるものがある方が精神的にも安定し、幸福度も増します。人間関係も良くなりますし、自分のことに集中することが大切です。

自分の好きなことが今、分からなくなっても、大丈夫です。

それは環境の影響であり、好きなことは必ず見つけられるようになります。

環境を見直し、自分に集中する時間を持つことで、本当に好きなことが見つかるはずです。

環境が好きなことを見失わせる理由

好きなことが見つからない理由の一つに、環境の影響があります。例えば、専業主婦だけでなく、支配的な親や批判的な親のもとで育った人は、自己肯定感が低くなり、自分の好きなことが分からなくなることがあります。親の期待に応えようと、自分の感情を押し殺してしまうと、脳はその演技を現実として受け入れてしまいます。その結果、自分の好きなことが後回しになり、よく分からなくなってしまうのです。

過去は変えられませんが、今から好きなことを見つけて生きていくことはできます。

そのために、まず自分の心が動く練習をしてみましょう。

感情を感じることが大切です。

何かを見たときに、素敵だなと思うだけでなく、涙が出るほど感動する、エネルギーが湧いてくるような体験を増やしていくことがポイントです。

好きなことを見つけるための具体的な方法

私がアカデミーの受講生に教えている方法の一つに、自分の「好き」を見つめ直すためのマグカップの購入があります。

マグカップ一つでも、自分の本当に好きなものを選ぶ練習をするのです。具体的には、以下のステップを試してみてください。

マグカップを選ぶポイント

  1. とにかく、自分の感情の動きに意識を向ける
  2. 色、形、大きさ、重さ、柄など、あなたの「好き」を意識して細部にこだわる。
  3. 値段ではなく、自分の心が本当に喜ぶものを選ぶ。

値段が高くても、自分の「好き」にフォーカスして購入することが大切です。

たとえ3万円や10万円のマグカップであっても、一瞬ひるむかもしれませんが、ぜひ買ってください。

このときに、値段が高いからというだけの理由で、妥協しないでください。

高くても、あなたはそれを手に入れることで日々得られる充実感、そのマグカップで朝を迎える幸福感、マグカップを洗うことさえ嬉しくなり、家事さえ楽しくなっていく。その喜びと満足感は、あなたの生活を豊かにするでしょう。

自分の「好き」を発信する重要性

自分の好きなことを見つけるだけでなく、それを発信することも大切です。「私はこれが好き」と堂々と言えるようになると、共感してくれる人たちが集まってきます。

ビジネスにおいても、自分の本当の「好き」を発信することで、共感する人たちが集まり、心地よい人間関係が築けるようになります。

他人の評価を気にせず、自分の「好き」を表現することが重要です。

批判を恐れるのではなく、共感してくれる人たちを想像し、そちらに意識を向けることが大切です。

例えば、私(YACCO)が一緒に喜んでくれると想像してみてください。

そうすれば、一歩踏み出す勇気が湧いてくるでしょう。

「夫が」「子供が」という他人の主語ではなく、「私はこう思う」「私はこれが好き」と自分の主語で話すことを意識してみてください。

自分の軸を持って発信することで、自然と素直に表現できるようになり、相手の違いも受け入れられるようになります。

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