オンラインプレゼンスとデジタルプレゼンスはしばしば混同されがちですが、両者には明確な違いがあります。この記事では、それぞれの意味と特徴をオンラインプレゼンス・クリエイターのYACCOが説明します。
クリエイティブディレクター歴20年以上、Web上で存在感をつくりだすデザイン、SEO、オウンドメディア構築、メールマーケティングなどオンラインプレゼンスを長年行ってきたプロが解説します!
オンラインプレゼンス (Online Presence)とは
オンラインプレゼンス(Online presence)とは、はオンライン上における企業やブランドの存在感を意味します。つまり、Webサイトやソーシャルメディア、ブログ、オンライン広告、電子メールなどのプラットフォームでどの程度の認知度や影響力があるかどうか。
具体的には、以下のような要素が含まれます。
- ウェブサイト:
- 企業や個人のウェブサイトがあり、サービスや商品、情報を提供している。オンラインプレゼンスを高めるためには、洗練されたWebデザインや世界観がWebサイトにあることが大前提です。
- ソーシャルメディア:
- Facebook、Twitter、Instagram、LinkedInなどのソーシャルメディアアカウントを持ち、定期的に投稿や交流を行っている。
- ブログ:
- 個人や企業のブログがあり、記事や情報を発信している。
- オンライン広告:
- Google Adsやソーシャルメディア広告などを活用している。
- Eメールマーケティング:
- ニュースレターやメールキャンペーンを通じて顧客とコミュニケーションを取っている。
- デジタルコンテンツ
ニュースレターやメールキャンペーンを通じて顧客とコミュニケーションを取っている。
オンラインプレゼンスは、特にインターネットを介した直接的な活動やコミュニケーションを指すことが多いです。
デジタルプレゼンス (Digital Presence)とは?
デジタルプレゼンスは、オンラインプレゼンスを含むより広範な概念であり、デジタルメディア全般における存在感を指します。デジタルプレゼンスには、オンラインプレゼンスに加えて以下のような要素が含まれます。
- モバイルアプリ:
- 自社のモバイルアプリを開発し、提供している。
- デジタル広告:
- オンライン広告に加えて、デジタル看板やディスプレイ広告などのデジタルメディアに広告を出している。
- マルチチャネルマーケティング:
- オンラインとオフラインを統合したマーケティング戦略を実施している。
- クラウドサービス:
- クラウドベースのサービスを提供している、または利用している。
- IoTデバイス:
- インターネットに接続されたデバイス(IoTデバイス)を使用している、または提供している。
- デジタルコンテンツ:
- ビデオ、ポッドキャスト、電子書籍などのデジタルコンテンツを制作、配信している。
- デジタルアナリティクス:
- デジタルデータを収集・分析し、マーケティング戦略や業務改善に活用している。
デジタルプレゼンスは、インターネットに限らず、デジタル技術やメディア全般における存在感や影響力を強調する概念です。
個人起業家やスモールビジネスに必要なのは、“オンラインプレゼンス”
このご説明でもわかるように、デジタルプレゼンスまで含めて存在感を高めていくのは、特定の業種、大手企業等に限られ、多くのビジネスの現場ではデジタルプレゼンスよりも、オンラインプレゼンスで存在感を高めていく方法をお勧めします。
オンラインプレゼンスをWeb上に構築するには、高度なデザインスキル、マーケティング戦略、コピーを含むライティングスキル、そして構築に必要なテクニカルスキルが必要となります。
FREPPIESでは、マーケティングオートメーションツールを使い、様々な仕掛けと戦略を絡めて人やサービスの存在感をWebに構築し、売り上げに繋げる仕組みを構築させていただいています。
また、上記のオンラインプレゼンスに加え、蓄積型メディアといわれるYoutubeやPodcastのデジタルコンテンツの存在感を高める手法を推奨しています。
また、これらを学べるオンラインスクールもありますので、ご興味のある方はぜひお問合せください。
まとめ
- オンラインプレゼンスは、インターネット上での活動や存在を指し、主にウェブサイトやソーシャルメディア、オンライン広告などが含まれます。
- デジタルプレゼンスは、オンラインプレゼンスを含む広範な概念であり、モバイルアプリやIoTデバイス、デジタル広告、マルチチャネルマーケティングなど、デジタルメディア全般における存在感を指します。
これらの違いを理解することで、企業や個人がデジタル戦略を策定する際に、どの領域に力を入れるべきかを明確にすることができます。