クリエイティブディレクターとして20年以上、「魅せる」をつくり売上に繋げることを、ソフトとハード面からの両刀使いとして、けっこう稀有な幅広いスキルと知識を持っていると自負しています。
そんな私が、個人起業家のブランディングに今力を入れている理由、ブランディングがひとりビジネスを成功に導くと確信を持っている理由をお伝えしながら、私が行うブランディングが他とちょっと違う点についても詳しく解説していきます。
あなたのビジネスの課題解決のヒントになるかもしれません。
行動に繋がるブランディングがFREPPIESのブランドづくり
これ。これに尽きます。
個人起業家は、大手企業のように広告やプロモーションに投資するリソースが多くありません。
そのため、SNSを介した無料プロモーションを軸にやっていきます。つまり、SNSでいかに発信を増やし認知度を上げていくかが勝負となるということ。
そこで、ライバルと埋もれないようにWebサイトやSNSで目を引くブランディングを作り上げようと、フォトグラファーに写真を撮ってもらったり、プロのデザイナーにWeb制作をお願いしたりするんですが、肝心のあなたのマインドが「動けない…」ってなると、当然SNSではうまくいかない、ということになります。
個人起業家というのは、広告費のリソースが最初は少ないことが多い。だからSNSでガンガン認知度を高めていくわけですが、ここの部分が結構ネックになるんですよね。でも
- どんなことを投稿したらいいのか
- こんな風に発信したら、どんな風に見られるかな?という不安や恐怖
- 毎日継続しなくてはいけないプレッシャー、時間や労力
- SNSで頑張って投稿していても反応が少なく心が折れそうになっても続ける鬼メンタル
が必要になります。
でも、ほとんどの人は、この鬼メンタルを持っていません。だって売上に繋がらないのに「このままこの作業を続けて、何の意味があるのだろうか?」という魔の囁きに打ち勝てる人は本当に稀だからです。
そして起業を諦めてしまったり、何か自分の知らない秘密のテクニックがあるのではないか?と流れてきた広告についつい惹かれ、思わず講座に申し込んでみたものの、蓋を開けたら前回学んだ講座とほぼ同じ内容だった、、、みたいなことが起きてます。
頑張りたい気持ちは誰よりも負けないし、実際に行動しようと思っているし、やればできる子って思ってるのに、なぜか行動が止まってしまう。
その理由は、この3つ
- 自分が叶えたいゴールが明確になっていない
- ゴールから逆算した、確実にゴールまで到達すると思えるマイルストーンが引けていない
- 自分が作った「なんか素敵女子ブランディング」と本当の自分(潜在意識)とのギャップがあり、違和感から動けなくなる
順番に、詳しく説明しますね。
つまり、
- 叶えたいゴールを明確にする
- そのゴールから逆算した自分仕様のマイルストーンを敷く
- 潜在意識と顕在意識のギャップを埋め、本来の自分で輝き自然な行動に繋げる
これがFREPPIRS式課題解決の3ステップです。
FREPPEIS式ブランディング①
叶えたいゴールを明確にする
お客様のために、社会のために。
もちろん、起業家である以上、あなたのビジネスで社会にどんな貢献ができるのかを考えるのはマストです。
でも、人間の行動の欲求の根源にあるのは、自分を満たすということ。
そもそも、自分が満ち足りてもいないのに、他人を幸せにることなんてできません。
だから、まず、誰かを助けるためにはあなた自身が、自分の望む明確なゴールをビシっと決めておく必要があります。
ビジョンボード
なりたい自分を明確にし、ゴールを視覚化して行動に移す手助けとなるものが、ビジョンボードと言われるものです。
でも、「できるかできないかは考えずに、望む未来を描きなさい」と言われ、インターネットから無料素材の、プール付き大豪邸、おそらく数億円はしそうな、日本には絶対ありえなそうな白亜の豪邸を引っ張ってきて、「私が住みたい家は、こんな家です!」ってやる人が多いです。
たしかに、実際に私の知人でも、ミラクルのように幸運を引き寄せ、自他共に認める本物のセレブリティって女性も存在します。
だから、「私もそうなりたい」って思うのは当然なんですが、「肚の底から望んでいるのかどうか」が問題なんですね。
あと、「絶対に手に入れられる!」と本当に信じているかどうか。
そのゴールを設定すると、「いつまでに」「いくら必要で」「そのためにはいくら稼ぐか」ってことをしなくちゃいけないんですが、その部分をすっ飛ばして、ただ気分よく「いつかこんな家に住むんだ💛」なんて思っていても、おそらくその夢は叶いません。
人は、リアルに想像できないものは叶えられないのです。
その大豪邸に、誰と住むのか。そしてその維持費はいくらで、どのくらいの税金が必要になるのか。
大豪邸というはホンモノの富裕層が手に入れるものです。なぜなら維持費がかかるから。維持費だけで賃貸の家賃を軽く超える、なんて事実は、本当に豪邸を手に入れたことがある人か、入念に調べたことがある人じゃないとわかりません。
夢がない、と言われればそれまでですが、叶えられない夢をいくらゴールに設定しても、叶えられないんだからマイルストーンを敷いて努力しても、そのゴールには到達できないから途中で挫折、ということになるんです。
ビジョンボードというのは、本当の自分、魂とか潜在意識という人もいますが、本当に望んでいることをビジョンにし、ステージが上がるごとに変えていく、というのが私のやり方です。
憧れのあの人にみたいになりたい
SNSでインフルエンサー的に目立っている、大成功した女性起業家をみて「私もあんなふうになりたい!」そう感じて、同じようにドレスを着たり、高額なシャンパンを飲んだり、高級ブティックでブランドバッグや服を買ったりすることが自分にとってのゴール。
こんな風に思って、自分のゴールを設定したとしても、それは他人軸的なゴールですよね。
あの人みたいになりたい、といっても、あなたはその「あの人」ではないわけで、パートナーも違えば、体型も違い、価値観も本当は違うはず。
ただ誰かの憧れから自分のゴールを設定しても、あなたの腹の底から望む理想とは違っていたら、やはり途中で息切れしたり「なんか、違った」ということになって、結局遠回りしてしまいます。
憧れの対象を設定するのは良いですが、まずは自分の内面と向き合って、本当に望むことは何か、瞑想しながらじっくりと問いを立てる、ということをしていきましょう。
自分のことは、自分が一番よくわかっていない
これは、本当に不思議な世界で。
自分を何十年もやってきてるわけだから、誰よりも自分のことは自分が一番わかってる、と思うじゃないですか。
でもこれ、ただの思い込みなんですよね。
顕在意識はたったの1~5%で、残りはすべて潜在意識と言われています。潜在意識は無意識とも呼ばれます。
私たちが普段頭で考えるときに使っている意識は、顕在意識。たったの数パーセントの意識しか動かしていませんし、ここしか認識できていません。
多くの人は、顕在意識でブランドを作ろうとします。あの人素敵、あの人みたいになりたい、お金持ちに見られたい、と思って本当の自分とはものすごく大きなギャップがあるのに、写真でイメージを作り上げてしまう。
そうすると、素敵な雰囲気になるから、嬉しくなる。
でも、行動は無意識がつかさどります。普段、無意識でやっている行動、発言、振る舞いは、潜在意識で行われているのです。
だから、あなたがどんなにお金持ち風を装ったとしても、本当のお金持ちではなければ、本当のお金持ちにはすぐにバレます。
なぜなら、本当のお金持ちはなんたるか、習慣、振る舞い、作法などがインストールされていないから。
だから、潜在意識と顕在意識のギャップに気づき、埋めていくということがパーソナルブランディングには必要になります。
FREPPEIS式ブランディング②
ゴールから逆算した自分仕様のマイルストーンを敷く
他人軸のゴールではなく、自分軸のゴールを決めること。
そして、そのゴールを達成するために必要なマイルストーンを敷いていきます。
ゴールは人それぞれの生き方、価値観、哲学、共に暮らす家族などによっても変わってきますから、当然全員違います。
だから、自分仕様のマイルストーン、というのがとても大事。
で、ビジネスがうまくいかない、先が見えなくてつらい、という人の原因の多くは、このマイルストーンを敷けていない、ということが多いです。
私のアカデミー生やコンサルに来てくださる人の相談を受けるとき、95%はこれですね。
そして、このマイルストーンは、マーケティングを熟知していないとできないですし、商品づくりの豊富なアイデアや目指す未来と一致していないと敷けません。
私のアカデミーでは、ゴール設定からのマイルストーンをしっかりサポートしながら決めていくスタイルを取っています。
ご自分ではなかなかできない部分ですし、こここそがコンサルタントの力量の発揮どころです💛
FREPPEIS式ブランディング③
潜在意識と顕在意識のギャップを埋める
潜在意識になんらかのブロックがあると、WebサイトやLPにも、それが影響してしまいます。
たとえば、本当に助けたい相手が目の前にいるのに、なんだか心が拒絶反応を起こしてしまうとか。
それは、過去のご自身の心の傷、トラウマであったり、思い込みであったり、間違った設定がインストールされていたり。
たとえば、あなたが本当は「私は特別だ、この人たちとは違う」と思っていて、表面上はそんな気持ちを見せないように頑張っていても、行動にはダダ洩れている、ということが起きています。自分では隠しているつもりなのに、周囲にはバレている。これはめっちゃ恐怖ですよね。
私は完璧主義だ、と思っている人の行動を見ていると、「どこが完璧なんだろう?」と人は見ています。
なぜならば、完璧というのはその定義も解釈もレベルも人によって違うので、あってないようなものだからです。
大切なのは、なぜ完璧主義にならなくてはいけなかったのか。
必ず背景には、その理由となる出来事、経験があるはずなんですね。その原因に気がつくと、ハッと気づくことができます。
人は気づくことができれば、手放すことができるようになります。
個人起業家は、自らどんどん発信して認知度を高めていく必要がありますが、無意識の自分と顕在化された自分にギャップがあると、違和感となって行動をストップしてしまいます。
そうすると、どんなにブランディングをしても行動が止まれば、売上に繋がらないということになってしまいます。
ですから、クリエイティブディレクターとして20年以上ブランディングやマーケティングをやってきた専門家として、個人起業家のパーソナルブランディングは、企業の商品、あるいは物販の商品を前面に出すブランディングとはアプローチが全然違う、と加えておきます。
私がつくる、私が教えるブランディングで重視しているのは、顧客にどう思われるかの前に、ご本人の腹の底に眠っているパッションと顕在意識がピタリと一致し、ご自身が感動で震えるような、そんな使命ともいえるビジネスに昇華していくために、ご本人が積極的に自ら動けるようになること。
発信しないと売れないからです。
そして、他者から見るあなたと、あなたの行動にギャップがあれば、「なんか嘘くさい、なんか説教臭い、なんか変」に繋がってしまうので、潜在意識と顕在意識のギャップを埋める、というのは第三者の専門家からのアドバイスが不可欠だと思っています。
個人起業家が幸せになるために
個人起業家が幸せになるためには、自分で造り上げた虚像のブランディングに翻弄されず、つねに「なりたい自分」と「内側の自分」が二人三脚で成長していくことが鍵になります。
どんなにお金を稼げるようになっても、不幸な経営者はたくさんいます。
そもそも、偽りのお金持ち風に見せたところで、あなたの手元にお金がなければ虚しさは倍増しませんか?
私たちの魂は永遠かもしれませんが、残念ながら肉体はいつか死を迎えます。所詮、人間の一生は長くてもせいぜい100年。
そして、元気にバリバリ働ける年齢を考えると、意外とそれほど時間は残されていません。
その限りある時間を、叶えられそうもない白亜の豪邸を想い描くのではなく、命を終えるときに「やり切った!」と大満足で笑顔で来世を生きる次の自分に最高の状態でバトンタッチする、というのが私の考えです。
いかに幸せになるか、幸せの尺度は、あなただけのものです。
どうぞ、本当のあなたにとっての幸せを明確にしてくださいね。
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