MLM

顧客は選ぶ。マルチ商法ビジネスのクライアントは取らない姿勢。

今日のテーマなんですけれども、今日のテーマは私の仕事の姿勢っていうことをお話ししたいと思います。

人は無意識のうちに、結構偏見を少なからず持ってしまうんじゃないかなって思うんですね。

私自身も偏見をなくそう、なくしたい、この世から偏見というものとか、そういったものをなくしていきたいっていう思いも込めて、ブランディングで社会に何か貢献できたらいいかなっていう気持ちでやってはいるんですけれども、やっぱり偏見っていうのは自分の中に少なからずあるなっていうことに最近気がついたってことをお話したいと思います。

ただこの偏見っていうのが完全にじゃあなくなるか、なくしていいのかっていったらそれもちょっと違うかなっていうのにね、ちょっと思ったので、今日シェアしていきたいと思います。

私は、アートディレクションとかクリエイティブディレクションとかを仕事にしてきて、今は個人企業家さんのビジネスをスケールアップしていく、今よりももっと研ぎ澄まされた感性だったり表現っていうものを実現していくっていうお手伝いをしているんですね。

でも、「こういうクライアントは取りたくない」「こういうクライアントには全力で取り組みたい」という思いがあります。

プロは「どんな仕事でも引き受けるものじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、表現をするというのは、クライアントの内面を引き出して初めて成立するから、クライアントの考え方、姿勢にまったく賛同できないと、表現なんてできないのです。

YACCO
YACCO

入口で嘘をついて人を集めるマルチ商法、新興宗教などは、到底受け入れることができません。

マルチ商法、すごく多いですもんね。

ピー子
ピー子

音声で聴きたい人はこちら

マルチ商法の仕事は引き受けない。

例えば、マルチ商法って言われているもの、いわゆるネズミ講って言われているものですね。

これはそのマルチ商法を本人は純粋に取り組んでいたりする人も多くいらっしゃるかと思うんですよ。だけども一方でマルチ商法に対してひどく嫌だ、とにかく生理的に受け付けないっていう、そういう捉え方をする人たちもいると思います。

正直言って私はマルチ商法は好きではありません。

たとえ、どんなに本人が本気で取り組んでいたとしても、私はマルチ商法をビジネスにしている人のお手伝いはしないって決めているんですね。

じゃあこれは偏見なのか。

これはもちろん一種の偏見かもしれないけれども、でもその前に私自身がどうありたいか、どういう姿勢でビジネスをしたいかっていう自分の軸の方を優先した結果、そういう姿勢でいるわけですね。

なぜならば私がマルチ商法の集客方法や売り方が好きではないからです。

YACCO
YACCO

私自身が、マルチ商法で嫌な売り方、誘われ方をしたことがあり、それも理由のひとつになっています。

色々いますからね。。。

ピー子
ピー子

集客時点で「嘘」があるかどうか。

マルチ商法

最初にお伝えしておくと、マルチ商法ビジネスというのはMLM(Multi-level-Marketing)といって、健全な姿勢で取り組んでいるところと、悪質なねずみ講レベルのものが存在します。

たとえば、ロダン&フィールズというアメリカの化粧品会社は、店舗を持たず、MLMのシステムによりファシリテーターがそれぞれの顧客に販売したり、ファシリテーターになりたい人がいれば、紹介すれば紹介料が入る、というMLMを行っています。

私も、知人がロダン&フィールズの販売員であり、実際に商品を購入したことがありますが、商品価格やクオリティのバランスが良く、かつ嘘や騙し、脅し、というのには無縁でしたし、最初からそういう形態で販売していることが明確にしめされているので、特に問題はありませんでした。

一方、マルチ商法をする人、それを忌み嫌う人が存在するのはなぜかというと、たとえ本人が純粋な思いでやっているとしても、集客手法が新興宗教の悪質な勧誘となんら変わらない、ということがあるからだと思います。

それから弱い人とか、今辛い思いをしている人、弱い人の気持ちにつけ込んだセールストークや集客方法を取っていたりとか、そういうのが垣間見える、そんなあり方を実践しているマルチ商法は私は絶対に受け入れないって決めています。

これは偏見なの?と言ったら、私は偏見じゃないと思っているんですね。それは私のポリシーだと思っています。

例えば、本当にそのものが純粋に良いものであればですね、集客をするとき、人に声をかけるときに最初からどういうものですってことを伝えなくちゃいけないと思っているんですよ。

でも、先日大きな社会問題になったある宗教団体の手口というのも、最初に「これは宗教です」と説明せずに、全然別のアプローチ、例えば大学のサークルであったり、全く宗教とは関係ないところから集めて、少しずつ洗脳していって、そして本人の選択の余地なく洗脳されちゃうわけなんで、選択の余地がないままに動かされてしまうっていうところに私は憤りや反発を覚えるんですね。

マルチ商法も私は同じだと思っています。人それぞれ意見があって、私はそれを真面目にやってますとかっていう人もいるかもしれないけども、これは価値観の違いですから、冷静に聞いていただきたいんだけれど。

最初にマルチと明かさない売り方ってどうよ

マルチ商法、実際に私も勧誘を受けたことがあったんですよ。

どういうものだったかっていうと、結構有名なアメリカ発のAm〇ayだったんですね、結果的には。

その時どういう風に勧誘されたかっていうと、私は編集出版会社に勤めていて、そこにやってきた派遣の方に「家に遊びに来ない?」と誘われました。

当時私は週に3回ぐらい徹夜っていうそんなハードな日々を送っていて、これだと自分の人生が崩れてしまうっていう悩みを抱えていて、転職を考えていたんです。

その派遣の方とランチを一緒にする中で、ポロッと自分の将来のことを話してしまったんですよね。

そうしたら彼女から、「お友達になりたいから、うちに遊びに来ない?」って言われたんですよ。

私はただ友達、人間関係の友達としての輪を広げたいっていうだけの思いで遊びに行ったわけですね。

手土産のケーキを買って、持って行ったわけです。

ものすごい違和感の正体。それは「本音はただ売りたいだけ」という思いが伝わるから。

まず私があれ?て思ったのは、私がケーキを持って行ってるわけなんだけれども、それをありがとうって言って受け取って、何も出なかったんですよね。何も出なかった。

お茶菓子一つ出してくれなかったので、あれ?って思ったわけですよ。

私の感覚だと、お友達を家に招く場合は、少なからずお茶とかお菓子くらいは用意すると思っていたので、違和感を感じたんですよね。

いろんな話から始まって、「いかに地域のすごく充実した付き合いをしている。」「お料理教室をやったり、すごく助け合うコミュニティがある」んだって言われたんですね。

それで話を聞いていくうちに、それはA〇wayだってことに気がついたわけです。

その時にピンと来て、この人は勧誘するために最初の入り口として「お友達になりたい」っていうキーワードを使って、私を呼んだんだと気が付いて。

その時の私の気持ちを、踏みにじってるような気がしたわけです。

純粋にお友達になりたいっていう意図をシンプルに抜けとって行ったのに、結局あちらは何にもお茶も一つ出さずに(お金をかけずに)、自分の勧誘を始めたわけですね。

人の心理を踏みにじってしまう卑劣な手法

弱みに付け込む

もう「来た来た来た!」と思ったんで、私はその時は適当に返事をして、帰る段階になって、最後に彼女が言った一言が、

「これは他の家族とか身近な友達とかには相談しないで」ってものでした。

なんで?って聞いたら、

「すごい素晴らしいものなのに、その素晴らしさの本質を知らない人が反対したり止めたりすると、あなたのためにならないから」っていう表現をされたわけです。

この時にこのマルチ商法の汚らしさ、いやらしさっていうのをまざまざと感じて、それっきりその人とは付き合いっていうのをやめたんですよね。

本当に良いものなら、口止めする必要なんてないですもんね。

ピー子
ピー子
YACCO
YACCO

起業塾や講座ビジネスも、単価が高いので家族が反対する、というケースはあります。
でも、「入口で嘘をついて勧誘」ではなく、選択肢をかならずご本人に与え、売り込む、洗脳する、脅す、嘘をつく、というのはタブーとされています。

その倫理観にかけている起業家もたしかにいますが、そういう人はやはり陰で叩かれていますね。

マルチ商法の問題点

この時に何がいけないかって言ったら、まず紹介する時に嘘をついているっていうこと。

そもそもがマルチだって言う風に最初から言ったら、まあまあその誘いに乗る人なんてほぼいないわけですよ。
というか、最初に時点で「選択肢を与えない」というのがNGです。

これカルトの新興宗教と同じですよね。

結局世の中の多くの人がきっと嫌な印象を持っているってことを本人が分かっているから最初の接点で嘘をつく。

「お友達になりたい」っていう言葉は、「マルチ商法の会員になってくれたら」であり、本当に友達になりたければ、はるばる遠方から手土産を持参してきた人に、お茶菓子ひとつださない、というところにその人の真実があると思います。

YACCO
YACCO

お茶菓子出してくれていたらOKってことでもないですけどね。せこくてみみっちい、としか思えませんでした。

なぜ、「顧客は選ぶ」を貫くべきなのか

自分の理想のコミュニティを作る

ひとりビジネスをしているならば顧客の数がどんどん増えていくと、コミュニティが出来上がります。

その中に、自分の信念、主義主張と真っ向から反対の人が一人でもいると、コミュニティは混沌とした「奪う・奪われる」というのが平然と行われる、自分の売上だけばかり気にして、どんな手段でも取るのがOK、という雰囲気が生まれてしまうから。

「買ってくれそうだ」「お金になりそうだ」と目先の売上だけを気にしてしまい、自分の価値観と全く違う人を入れてしまうと、取り返しがつかなくなりますし、それが分かった時点で出ていってもらうルールも決めておくべきだと感じています。

Facebookの友達申請も、マルチ商法の人からの申請はすべてお断りしています。

なぜなら、繋がっているというだけで、私はマルチ商法を良しとする価値観の人だと、自分が本当に集めたいペルソナが警戒したり嫌うからです。

まとめ

私がアートディレクションやブランディングをする上で、大切に守っているのは「社会への約束」です。

社会にどう向き合って、どんな貢献をしたいのか、というクライアントの想いがわかれば、それを世に出し、魅力的に見せるために、全身全霊で取り組めるのですが、

顧客に選択肢を与えず、嘘をついてでも自利を求める人を、単純にプロモーションしてあげたいなんて思いませんし、自分の経歴に傷がつくし、理想のペルソナは嫌うはずなので、絶対にしないと決めています。

起業初期は、どうしても売上をあげたいばかりに、とにかく受注してしまいたくなるかもしれませんが、最初の時点で違和感や価値観の違いを感じるならば、あとあと必ず悪い影響が起こるので、直観を大切にしてください。

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