今回の記事は、YACCOがあるとき気が付いた「体育会系出身者が結果を出している確率が高いんじゃないか」という仮説を元に、自由に書いてます♬
「全然見えない」と言われますが、実は学生時代はガチンコの体育会系でした。
クリエイター、デザイナーって体育会系と真逆のイメージだから、私もYACCOさんから聞いてびっくりしました笑!
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競合調査をしていて気が付いた共通点
結構私たちのような一人ビジネスっていうのは、SNSを中心に集客活動をするっていうことをしている方が、大半を占めると思うんですけれど、SNSで発信する前に競合調査を先にやるんです。
競合調査をした上で、どういう投稿が伸びしろがあるのかみたいなのを、ちょっと傾向をつかんでから、SNSに着手するんですね。
その競合調査をしている中で、うまくいってるなって思う先人の人たちにある共通点を見つけてしまいました。
あ、この人も!あ、あの人もそうなんだ!みたいな。
へえ、そうなんですね!・・・
ビジネスには「体育会系」がうまくいく仮説
そこで、「体育会系の人が、なぜビジネスで成果を出しているのか」の仮説を考えてみました。
ちなみに、ここでいう体育会系とは、1990年代~2000年くらいまでの「体育会」を指します。
おそらく、令和の時代の今の体育会系とは違う気がしますので、それを踏まえた上での仮説です。
体育会系出身者の強さ
- 「筋トレ100回終わるまで帰れま10!」みたいなストイックな経験をしている
- スポーツマンシップに則って、正々堂々と真正面から取り組む精神が宿っている
- 上下関係が明確で、とりあえず「はい!やります!」みたいな素直さが身についている
- 昨日のタイムより1秒でも早く、みたいな「自分との闘い」を経験している
- 「できた!」という成功体験や達成感と「2歩、3歩先を予測する」
この5つです。
体育会系出身者は、けっこう頷きポイント多いんじゃないでしょうか。
「筋トレ100回終わるまで帰れま10!」みたいなストイックな経験をしている
私は小学校時代はバスケ部、中学はテニス部(と陸上部)高校は陸上部で幅跳びと短距離をやっていました。
大学時代はナンパな「テニスサークル」に入っていて、ほとんどお遊びみたいなもんでしたが、高校まではガチンコの体育会系マインドをしこたまインストールされました。
とくに、中学時代のテニス部では、毎朝6時から学校周りのアップダウンの激しい道を3周、ほぼダッシュで走った後、すぐに筋トレ100回という鬼のような特訓をさせられていました。
女の子なのに、腹筋が割れて仮面ライダーみたいになっていました。
雨の日は「今日は休んでいいぞ♪」みたいなことは残念ながらなくて、
校舎の1階から4階までの階段を10往復+腹筋100回、なんてスケジュールを組まれて、とにかくしんどかったです。
で、階段を10往復しているとき、どんなことをイメージしているかというと、
「早く終わらせればこの苦痛から解放される!」とか
「これが終わったら、おやつを食べられる!」とか。
ちょっとでも気持ちのいいこと、楽しいことをイメージしながら、「今の苦痛」に耐えていた、みたいな経験をしていました。
少なからず、体育会系な部活に所属していた方はこういう経験しているんじゃないかと。
だから、ビジネスをする上でも、みんなが「キツイ・・・」とか「マジ無理」って言っているようなタスクや量も、体育会系の人は「階段10往復のノリ」でこなしているんではないかと。
スポーツマンシップに則って、正々堂々と真正面から取り組む精神が宿っている
大学の体育会系になると、ちょっと違ってくるかもしれませんが(ライバルとの心理戦など)
中学生とか高校時代って、けっこうピュアじゃないですか。
スポーツマンシップとか、けっこう純粋に守ったりするんですよ。
だから、体育会系出身でビジネスをしている人ってけっこう、「人のコピーを盗むのやめ!」とか「嘘ついて集客すんのダサいよ」って言っている人が多い。正々堂々とやんなきゃ本当の勝者じゃない、みたいな。
まあ、競合調査をしたのは10人ほどですが、こういうマインドを持っている人はやっぱり「体育会系」でした。
上下関係が明確で、とりあえず「はい!やります!」みたいな素直さが身についている
1990年代の体育会系って、今から比べると間違った指導とかも横行していました。
テレビドラマでも、部員を殴る顧問とか、当たり前に描かれていたし、殴られて「ありがとうございます!」みたいに感謝するとか、令和からするとただのモラハラ、パワハラが当たり前の時代だったんですよね。
反発すれば殴られる、とか先輩に目をつけられる、という面倒くさい状況に陥るので、四の五の言わずとりあえず素直に「はい!」っていって従う、みたいなマインドがあったりするんです。
これが良いか悪いかは別にして、なにがいいたいかというと、体育会系の人って「言い訳をしない」でとりあえず言われたとおりにやってみる、という傾向があるのではないかと。
たとえば、起業塾やセミナーで、グループワークをしている中でも必ずいる「だって、でも」とか「私だって頑張っている」っていう人たち。
体育会系でそれをやると、すぐに先輩や顧問に「結果も出していないのに言い訳するな!」という厳しい檄が飛ぶので、絶対にやらんのです。
少なくとも、階段10往復をゼイゼイ走っているとき、1往復しかできていない人が「私だって頑張っている」っていうセリフを吐いていたら、部活の仲間は「頑張れ~」とか「ファイト!」とか声をかけるものの、こういうセリフを吐く人は決まって結果が出せない、勝てない、というのは見てきているんですよね。
「できないのは、教え方が悪いからだ」なんてことは、口が裂けても言えないし、言わないのが体育会系。
たしかに、セミナーとか講座を受けると、必ず言い訳する人いますよね。
言い訳なのかどうかは見極めは必要だけど、ほとんどは言い訳だから「とりあえず、やれ」って答えになりますね、体育会系だと笑。
昨日のタイムより1秒でも早く、みたいな「自分との闘い」を経験している
ライバルとの闘いができるのは、「試合に出るレベル」に立てる人であって、スタメンに入らないとダメだったりするんですよね。
で、1年生の頃は試合に出れるレベルには全然立てていないから、テニス部でいうと「球拾い」とか、「素振り100回」とかをやらされるわけです。
この時期は、「本当にこんなこと続けていて意味があるんだろうか」とか疑心暗鬼になるんだけれど、それでも続けていると、『球をコントロールできる境地』に突然入るフェーズを体験していたりする。
昨日の自分より、今日の自分を少しでも成長させるってことを経験しているんですね。で、『球をコントロールできる境地』の感動とか、『それまでどれくらい時間がかかるのか』を、感覚的に体得しているのではないかと。
「できた!」という成功体験や達成感と「2歩、3歩先を予測する」
そんな感じで、スポーツって最初は下手くそだけど、コツコツ練習を積んでいくと結果を出せるフェーズに移っていく過程を経験しているんじゃないかと。
それって、ビジネスで地味に生かせるスキルだと思うんですよね。
限界突破をしているというか、「もうここで終わりにしちゃおう」って思う前に、「ここまであと1時間で終わらせるぞ~オリャ~!」みたいな、自分の限界突破ができる傾向があるんじゃないかなと。
あとは、試合に出たりすると、相手の動きを見ながら先手、先手を打って「瞬間的に判断する」特殊能力も身についていると思います。
まとめ
根拠があるかどうかはわかりませんが、あながち間違ってはいない仮説なんじゃないかなと。
ビジネスにおいても、
- コツコツ、ストイックにやる
- 結果を出すために魔法なんてなく、日々の「筋トレ」や「素振り」みたいな地味な練習が必要
- 自分に言い訳しても結果には繋がらない
- 言われたことは、とりあえず素直にやってみる
- 昨日の自分より少しでも成長できるように頑張る
- スポーツマンシップを無視するヤバイ人から距離を置く
ことは、けっこう大切です。
楽器の習得も似ているかと思いますが、「ストイックに」というよりは楽しみながら、という感じだと思うので、ひょっとしたら今の時代は、吹奏楽部出身者の方が体育会系よりもサラリと成果を出す人が多いかも?という仮説も立てられますね。
頑張っていきましょう。