ひとり起業家さんは、Instagramを使ったSNS集客をしている人が多いかと思います。でも「SNSが苦手…」と感じている人には、リール、ストーリーズ、投稿の違いがよくわからず、頭が混乱してしまう!という人も多いはず。
というか、私自身が混乱して、ずっとInstagramに手をつけられずにいました。
どんどん新しい機能が追加されて変化しますね!
この記事は、リール、ストーリーズ、投稿の特徴と違いを知り、一歩を踏み出していただきたいと思ってまとめました。
Instagramのリール、ストーリーズ、投稿の違いに関しては、他にもたくさんの人がブログ記事にまとめてくれていますが、実はそれを読んでも、なかなかストンと理解できなかったということがあり…
特に、ストーリー、リール、投稿、色々あるけど何をどう使い分けて投稿したらいいの?っていう疑問があって前に進めないとか、途中で挫折してしまう、っていう人も多いのでは?と思うので書いてみました。
一人でも多くの人に、私のように足踏みしないで先に進んでいただけたらな、という気持ちで書きます。
クリエイティブディレクター歴20年、個人起業家&スモールビジネス向けの集客仕組みづくりを教えるオンラインスクール「FREPPIES」を主宰しているYACCOが書いています。Wordpressや海外のツールを使いこなすテクニカル得意なはずなのに、なぜかSNSは苦手で、忘備録的な意味もあってまとめています。
インスタのリールとは?
リール(Reels)とは、インスタ(Instagram)でできる動画投稿方法の1つです。
最大90秒までのショート動画を投稿できる機能で、スマホユーザー向けに縦長サイズの動画を気軽に楽しめます。
リールには動画編集機能が用意されているので、TikTokのような動画も簡単に作れます。
ビジネスでインスタを利用する場合、リールは「新規の見込み客を集める」ための認知に最適だと言われています。
その理由を、インスタのストーリーズとの違いを説明しながらわかりやすく解説しますね。
インスタのリールとストーリーズの違い
インスタのリールとストーリーズの違い。これがどうしても頭にすっと入らずに混乱してしまっていたんですよね…
分かるようになると、投稿が楽になりますよ!
インスタのリールとストーリーズは、どちらも動画が投稿できるし、静止画を載せることもできるので、「???」の原因になりがち。(私だけかな…)
インスタのリールとストーリーズの違いをポイントにわけて解説しますね。
リールとストーリーズの違い① 公開期間
もっともわかりやすい違いは、公開期間。
ストーリーズは投稿してから24時間経つと自動で消えます。
一方、リールは一度投稿すると、自分で削除しない限りずっと公開され続けます。
うん。これは知っているんですが、でもいまいち使い分けがわからないんです💦
そうそう。私もそうでした。ストーリーズは24時間で消えてしまうのに、やる意味あるのかなぁ、とかね。
ストーリーズは24時間で消えてしまいます。だから動画センスとか作り込みとか一切気にせず、気軽に投稿するのに向いています。
ビジネス用には、インスタってブランディングを意識して投稿する人が多いと思うんですが、あまりそういう面倒なことを考えず投稿するのにはストーリーズは向いています。
24時間で消えるといっても、ストーリーズには「ハイライト」という機能があり、ハイライトすると自分のプロフィール画面上でずっと公開することができます。
リールはずっと残るので、
- ブランディングを意識してCanvaなどの編集ツールを使って世界観を出しながら作る
- ずっと残したい内容はリールで発信する
のがおススメです。
リールとストーリーズの違い② 動画の長さ
リールは最大90秒までのショート動画、ストーリーズは最大60秒までのショート動画を投稿できます。
やってみるとわかるけど、すんごい短いので解説動画みたいなのには向きません💦
ただし、ストーリーズはショート動画を複数投稿すると、スライドショー形式で一連の動画のように切り替えて見せてくれる仕組みになっています。
そのため、60秒ですべてを詰め込む!という感じで作るのではなく、最初から複数の動画を組み合わせて1つの動画をつくる、という感覚でやると作りやすいです。
一方で、リールは動画1本で独立する形。ストーリーズのような時間の調節はききません。一本勝負でやりましょう!
リールとストーリーズの違い③ ターゲット
リールの動画が表示される場所は、リールタブ、投稿者のプロフィール、そして発見タブやフォロワーのホーム画面などです。
また、フォロワーでなくても興味関心のありそうなターゲットにおすすめ投稿としてホーム画面に表示されることがあります。つまり、新規ターゲットの掘り起こしに最適といえます。
それに対してストーリーズは、すでにフォロワーになっている人のホーム画面やあなたのプロフィールから視聴が可能。
つまり、ストーリーズは、すでにフォロワーとなって繋がっている人たちだけに表示されるということです。
ビジネスで使い分けを考えると、リールは不特定多数の新規顧客獲得を意識した動画、ストーリーはすでにファンになっている人やフォロワーに向けた動画、と考えましょう!
リールとストーリーズの違い④ 機能
リールは動画投稿を目的とした機能です。一方ストーリーズは動画投稿以外にも写真やテキストも含められ、閲覧者にアンケートを取ったり、質問を投げかけたりといったコミュニケーション機能があります。
あなたのサービスに興味がある人に向けて、どんなニーズがあるのか聞いてみたり、双方向のコミュニケーションができるのがストーリーズです。
リールとストーリーズの違い⑤ 足跡機能の有無
リールにはどんな人が見ているのか、足跡や閲覧履歴が分かる機能はありません。
一方で、ストーリーズには足跡機能があるので、誰が閲覧してくれているのか表示されます。ストーリーズは、濃いフォロワーさんと双方向のコミュニケーションを行うことができますね。
じゃあ、リールのメリットってなんなのかしら?
リールには足跡機能がないので、ユーザーが気軽に楽しめるという特徴があります。Youtubeのように、ショート動画がたくさん残っていくのでブランディングや専門性を伝えるのに向いています。
インスタリールとフィード投稿の違い
では次に、リールとフィード投稿の違いを説明します。
フィード投稿には画像、動画、両方投稿できます。インスタを開いて視覚的にすぐに目に飛び込んでくるのがフィード投稿です。
リールとフィード投稿の違い① アップできる動画の長さ
リールが投稿できる動画の長さは最大90秒ですが、フィード投稿で投稿できる動画は最大15分の長さでアップできます。
TikTokのように気軽にショート動画を楽しむならリール、Youtubeのように解説動画などを作りたいならフィード投稿に動画をアップするといいってことですね!
そうそう!ピー子ちゃん、わかってきましたね!
フィード投稿の動画は15分もあるので、Youtubeをやっている人はインスタに横展開するのも効率的です。詳しく伝えたい動画をアップしたいときは、フィード投稿に動画をアップするようにするといいですよ。
また、フィード投稿の動画の場合、キャプションで動画の内容を補足したり解説することもできます。
リールとフィード投稿の違い② サイズの違い
リール動画はスマホユーザーに最適化されていて、縦長の動画が推奨されています。具体的には1080×1920(比率9:16)のサイズです。この推奨サイズ以外でもアップすることはできますが、インスタ側で自動で編集されてしまいます。そのため、端が見えなくなってしまう、、、ということが起きるので、リールは最初から1080×1920サイズで作りましょう。
一方、フィード投稿の推奨動画サイズは、
- 縦長サイズ600×750(比率4:3)
- 正方形サイズ600×600(比率1:1)
- 横長サイズ600×315(比率1.91:1)
です。
リール、ストーリー、投稿の使い分け
私のやり方をお伝えします。
1.ストーリーの使い分け
ストーリーは24時間で消えてしまうこと、そしてフォロワーに表示されるから濃いファンを作っていけることが特徴。
そして、もうひとつ大きなメリットは、本来24時間で消えてしまうストーリーを「ハイライト」にすることで自分のビジネスの「ここを知って欲しい!」という押し部分を見やすくしたり、説明会やイベントについての告知を伝えやすくしたり、という風に使っています。
2.リールの使い分け
リールはフォロワーだけでなく、まだ自分のことを知らない潜在マーケットへのアプローチが可能。だからここでは自分の得意分野やインパクトあるものを出して、「あれ?なんだこれ、ちょっと見てみよう!」という風に思ってもらうための投稿にしています。
私の場合、Webデザインやファネルのデザインを国内外で販売しているので、そのポートフォリオを出しています。
なるほど!Webデザインとかはスキルや世界観を一瞬で伝えることができるし、宣伝にもなるからいいですね!
Webデザイナーやクリエイターはたくさんいるけど、やっぱりデザインて「この人はこういうデザインができる人なんだ」っていう同業者との差別化にもなるんですね。
3.投稿の使い分け
投稿は、自分のプロフィール画面に表示されるもの。ここでは、見込み客の方に「気づき」や「ヒント」を与える投稿をしています。多くの見込み客はまだ、自分の悩みにさえ気が付いていないとか、やりたいことが漠然とあるけど具体的に行動に移せない人が多いので、インスタをはじめ、SNSというのはマス・マーケットに発信する内容にした方がいいんです。
使い分けかたがいまいちわからなかったから、これで少し、前に進めそうです!
参考にして、ぜひやってみてくださいね!
起業塾で学んでみたい方へ
起業のためのノウハウを教えてくれる塾や講座って、たくさんあります。
が、起業塾で学んだからといって、全員が売上られる状態になるか、というと別の話。
とくによくあるのは、ノウハウ(What)は教えてくれるけどハウツー(How)は教えてもらえない、というところが多いってことです。
たとえば、マーケティングでは「コンセプト、ターゲット、ペルソナを作りましょう!」と教えられますが、数百人規模で集めている大きな起業塾ではひとりひとりに丁寧に向き合って指導する、なんてことはしていません。
作り方だけ教えて、あとは自分でやりましょう!というスタイル。
でもこれでは、自分が作ったコンセプトが合っているのか、キャッチコピーはこれでいいのか、わからない人がほとんどなんです。
しかも、コンセプトの作り方、ペルソナの作り方などはググればある程度、基本的な情報は自分で調べられますよね。
だから、起業塾で学ぶメリットというのは、「受講期間しっかり集中して学ぶ環境」「正しい方向で指導してもらえる環境」「疑問がわいたらすぐに解決できる環境」「モチベーションを高める仲間がいる環境」。
つまり、環境なんです。
ひとりでやって月商100万円稼げるっていう人はそもそも起業塾に入る必要はありませんが、多くの人は自力でやろうとすると多くの時間を無駄にしてしまいますし、学んでみて知らなかったことや盲点に気づくことができるので。
そしてもうひとつ、大切なことはゴールが明確な起業塾であること。
たとえば、月商100万円を稼げるようになるマイルストーン。売上に繋がる仕組みが完成する。そんな風に、ゴールが明確であればそのゴールに向かって「成果物」が手に入れられます。
私が主宰するFREPPIESでは、オールインワンのツールを使って、集客からセールスまでをノンストップで自動化する、ビギナーさんでも受講できる「仕組みづくり」を教えています。
起業家界隈では、「セミナージプシー」といって、インスタ集客方法、セールスライティング方法、ランディングページづくりなど、いくつもの起業塾で学び数百万(中には1000万円以上も!)自己投資している人がいますが、回収できているかというと微妙です。
(すでに稼いでいる人が、税金対策で経費として学んでいるケースもありますが、ほとんどがセミナージプシーです。)
FREPPIESは、「すべての“私”に自由と誇りを」をスローガンに、自立できる個人起業家さんを育てるスクールで、「集客導線と売れる仕組み」が完成できる起業塾です。
興味がある方は、期間限定で無料動画セミナーと個別オンライン説明会を開催中です。ぜひご参加くださいね。